第30週(第123回から第126回)

第123回配信(2008.4.14)
【主なる神】その3(マタイ4:8〜11)〜精神史上 革新的な考え〜
◆「もし、ひれ伏してわたしを拝むなら、これをみんな与えよう」という多神教的な世界観を、イエスは「退け、サタン。『あなたの神である主を拝み、/ただ主に仕えよ』」(新共同訳)と言って真っ向から否定しました。◆「旦那様(主人)は神様であって、われわれ人間は神様に要求する立場ではない。われわれは旦那様の道具であり、道具は道具に徹するのが一番幸せなんだ」とイエスは言ったのです。<続く>(「ケセン語訳聖書を楽しむ会」より熊谷雅也が要約)※ケセン語訳聖書の情報はイー・ピックス出版 http://www.epix.co.jpへどうぞ

第124回配信(2008.4.15)
【主なる神】その4(マタイ4:8〜11)〜精神史上 革新的な考え〜
マタイ4章10節を最新のケセン語訳では【そこでヤソァ語りやった。「去れ、人の心の闇に巣ゥ食って志の妨げェするこの憑物の親玉ァ!『お前が旦那様ァ神様だ。その神様ァどごォ拝ん申せ。ただひたすらに旦那様ァ許(も)っつァ仕(つけ)ァ申せ』って書(け)ァ
である。」】(そこでヤソは語られた。「去れ、人の心の闇に巣食って志の妨げをするこの憑物の親玉!『お前の旦那様は神様だ。その神様のことを拝み申せ。ただひたすらに旦那様の許に仕え申せ』と書いてある。」)と訳しました。<続く>(「ケセン語訳聖書を楽しむ会」より熊谷雅也が要約)※ケセン語訳聖書の情報はイー・ピックス出版 http://www.epix.co.jpへどうぞ

第125回配信(2008.4.16)
【主なる神】その5(マタイ4:8〜11)〜精神史上 革新的な考え〜
◆私たち信者が教会でお祈りするときも、ややもすると神様を便利屋にしてしまい「お願いだらけ」になりがちです。◆しかしお祈りの本質は「神様、私は何をすればあなたに喜んでもらえるでしょうか? どうぞお声をお聴かせください!」と尋ねることなのです。◆ついでのお願い事も悪くはないでしょうが、お願い事ばかりでは本末転倒と言うことになりますね。(「ケセン語訳聖書を楽しむ会」より熊谷雅也が要約)※ケセン語訳聖書の情報はイー・ピックス出版 http://www.epix.co.jpへどうぞ

第126回配信(2008.4.17)
【コーヒーブレイク】〜ケセン語のふるさと〜
◆「さわりで読むケセン語訳聖書」もお陰様で100回を過ぎました。たまに講話解説を離れ、山浦さんの住む岩手県気仙地方や、山浦さんの著作の紹介もしてみたいと思います。◆今日は「ケセン語」のふるさと岩手県の「気仙地方」を紹介しましょう。◆手元に地図帳があれば広げてみてください。北海道のすぐ下には青森県、その右下に岩手県、左下には秋田県があります。岩手県の海岸線をよく見ると「ノコギリ歯」のようになっています。これが有名な「リアス式」の美しい海岸線です。目の前には世界三大漁場の豊かな海が広がっています。◆この海岸線の一番南、岩手県の沿岸南部にあるのが気仙地方と呼ばれるところです。大船渡市と陸前高田市、住田町を合わせて人口およそ7万6千人、面積が890平方?の自然豊かな地方です。ブログ<ナンデ・カンデ大船渡>でこの気仙地方を紹介しています。http://blog.goo.ne.jp/me-goo-tenberg21/イー・ピックス出版熊谷雅也